Walk eye Map
高精度3次元デジタル地図
独自に開発した高精度の3次元デジタル地図の作成技術「D3DG:Digital 3 Dimension Generator」による、歩行者やドライバーの視点に立ったリアルな3次元デジタル地図データです。CGとしての「絵」ではなく、地図としてデータを作成していますので、2次元地図やさまざまなデータとの連携が可能です。
また、データソースとして、ゼンリンの2次元デジタル地図を使用することにより、広域なデータの提供、豊富な属性情報とPOI(Point of Interest)情報との併用が可能になりました。
独自技術
データ収集方法
当社が独自に開発した計測機器を搭載した専用車両「タイガーアイ」を使用して、データを集めています。市街地を走り、景観・建物の画像情報、建物の形状情報、緯度経度情報の3つのデータを計測・収集します。
計測装置については、「技術紹介」をご覧ください。
リアルな形状モデル
データ作成には、独自に開発した高精度の3次元デジタル地図の作成技術「D3DG:Digital 3 Dimension Generator」を使用。撮影された映像から、リアルな形状・テクスチャをもった交差点情報を再現します。建物壁面の柄や質感、出入り口や駐車場、道路標識まで確認できるデータが作成できます。
Walk eye Mapの構成要素
Walk eye Mapは、リアルな交差点モデルと疑似モデルの2つのデータで構成されています。
リアル交差点情報
リアルな交差点モデル。調査車両にて収集した情報より、リアルな形状やテクスチャを再現。
広域作成部
ゼンリンの2次元地図情報を使ってソフトウェア処理中心に作られた疑似モデル。
仕様
「3D地図データ」紹介サイト内の「仕様・エリア」では、データ形式ごとの対応ソフトウェアについてもご案内しています。
範囲・標高・提供単位
整備エリア内より、1ブロック(約625m四方の定義区画)を最小単位として提供可能です。データの更新頻度は、年1回です。
範囲 | 国内21都市(東京23区・大阪市の全域及び全国の政令指定都市中心部) |
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標高 | 50mメッシュ標高版 |
提供単位 | 1ブロック(約625m×約625mの定義区間)もしくは、指定した任意の範囲 |
データ形式
お使いのソフトウェアに合わせてお選びください。主要ソフトウェア向けプリセットをご用意しております。サンプルデータでお試しください。
標準データ形式 | ・FBX形式 |
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その他データ形式 | ・OBJ形式/SKP形式/STL形式/その他形式 |
座標系 | ①世界測地系 平面直角座標 ②図内座標 |
整備エリア
東京23区・大阪市の全域及び、全国政令指定都市の中心部を整備。
<札幌、仙台、さいたま、千葉、東京、横浜、川崎、相模原、新潟、静岡、浜松、名古屋、京都、大阪、堺、神戸、岡山、広島、北九州、福岡、熊本>
利用方法
ご利用のソフトウェアに最適な仕様で3D地図データをご提供するオンラインサービスをご用意しております。このサービスについては、「3D地図データ」サイト内の「サービス詳細・申込」をご確認ください。
料金も、ボリュームに応じて複数のプランをご用意しています。合わせてご確認ください。
各種メディア(CD-ROM ・DVD ・ポータブルHDDなど)での提供をご希望の場合は、お問い合わせください。
採用実績
都市計画などの各種GISや景観・建築シミュレーション、カーナビゲーションの立体交差点やジャンクション拡大図などに利用されています。
カーナビゲーション
ドライバーや歩行者視点での画像が表示でき、より現実に近い案内が可能になります。
(提供:株式会社ナビクエスト)
景観・建築シミュレーション
都市計画など、各種GISへの適用が可能です。
(提供:株式会社インフォマティクス)
不動産関係
マンションの設計、眺望シミュレーション、周辺案内としての利用が可能です。
サンプル
「サービスの機能と3D地図データを試してみたい」という方に向けて、試用版をご用意しております。「3D地図データ」サイトより、利用規約をご確認の上、お申し込みください。